eden* 体験版

コミケ終了後初更新。コミケに関してはまたしばらく後に何か書くかも?今回は多くの人と出会えた、出会いのコミケでした。一人一人との出会いが自分にとっての刺激となり、まだまだ勉強しなければ、と強く思います。コミケというきっかけでの参加でしたが、買うことよりも、出会うことのほうが遥かに有意義だなぁと。楽しい時間をありがとうございました。


前回の記事をFiRSTRoNさまをはじめ、各サイトさまにとりあげていただきました。ありがとうございます。結局、ホームページではなんのアナウンスもありませんでしたね。新作を控えて、目立つような発言をしなかったのでしょうか。(考えすぎですね。)


さて、今回はeden*の体験版をプレイしたのでその感想など。
シナリオ内容に関しては、まだまだ導入でどうにもこうにも発言できないので、それ以外の要素について。


キャラクター
シオン:知的でクールな印象。公式でのシオンのご挨拶(練習中)ボイスや公開されていたCGのイメージからもう少しやわらかいキャラクターと思っていました。
エリカ:マイペース。キャラクター造詣に、声優である中島裕美子さんの影響を受けているような気がします。シオンと二人でなかなかバランスが取れているのではないでしょうか。
榛名亮:職務に忠実な、いわゆる軍人タイプ。過去に何か傷を持っているというか、因縁がありそうです。エリカに誰かを重ねているあたりは、何故かはるのあしおとを思い出しました。
稲葉直人:声優はefの火村と同じ遠近さんでした。ただ、演じているキャラクターの個性・性格がまったく違うので既視感がなくて良いです。こちらも、造詣に関して演者に影響を受けているような。
浅井・F・ラヴィニア:公式からの印象よりは、だいぶ可愛らしかったです。ただ、端々に冷酷さというか、自分を曲げないような部分が見られるのが面白い。芯の強い女性でしょうか。

公式ホームページと、プレイ時ではキャラクターの印象がだいぶ変わりました。キャラクターの外見は、当たり前ですが、視覚的情報に過ぎず、その内面に影響を及ぼすかと言うと必ずしもそうでないことを、身をもって実感しました。記号=キャラクターのすべてではあまりにも面白くないので。それが大切な場所もあるのでしょうけれど。


その他
minoriの新作には、脱ef(efにとらわれないという意味で)をわたしは期待していたのですが、どうもefの派生系の物語のようですね。それはそれでいいのですが、どうしても理不尽な比較をされてしまうような気がして、そこが不安ではあります。

今回の体験版は、内容の紹介もさることながら、演出力アピールの意図が強かったように思います。minoriとしては、ロープライスで出す本作に、彼らが言葉にしている以上に実験的な役割を担わせているのでしょう。大作を出す前には実験作を、というのはnbkz氏の言葉ですが、それでも毎回ユーザーの心をつかむ作品を提供してくれるのがminoriです。圧倒的な演出力に、優れたシナリオが伴うならば、これほど素晴らしいことはありません。ぜひとも期待したいところです。


最近完全にminoriブログになっているような…